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GQ 2021年1月号 インタビュー和訳

www.gqkorea.co.kr

 

毎回レジェンド級のグラビアを残してくれる雑誌・GQに再びソンウ君が登場。

インタビュー全文和訳しました。

 最後に出てくる「オンソンウ式の処方箋」がとても印象的です。 

 

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― お元気でしたか?

8ヶ月間打ち込んだドラマ「場合の数」を終えて、本当に久しぶりに休んでいます。
少し気だるい状態といいましょうか、何もせずじっとしててもいいなと思いながらも思いきりだらっとしていたら、それがいいんです。
ヒゲを1週間くらい剃らなかったりもしました。

 

― お、ヒゲを生やすオンソンウだなんて。

長く生やすのは初めてだったんですが、なかなかよかったです。触った時のガサガサした感じも悪くないし、鏡に映る顔も新鮮で。
約束した場にこのままこうして行こうかと思いましたが、礼儀ではないなと思って剃りました。

 

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― 今日はオンソンウの顔に集中してナチュラルなモードで撮影しましたが、なんだか似合ってますね。
モニタリングしながら「初めてですが」という言葉をよく言ってましたが、どういう意味だったんですか?

インタビューで言ったことがあるんですが、顔で物語を作り、微細な表情変化で感情を伝えられる俳優になりたいです。
グラビア撮影の時、自分で驚きもします。瞬間的に捉えられた僕の顔を見て「自分がこんな表情をしたのか」「こんな雰囲気が出せるんだな」と思いながら。
今日は僕も知らなかったいろんな雰囲気が出て嬉しいです。普段、感情をあまり表さないほうなんです。やってみたところで、楽しみとか悩みくらいのものですね。

 

― でも怒りがこみ上げてきそうな状況もあるじゃないですか?

機嫌が悪くなったり駄々をこねたりはしても、おかしなくらいあまり怒りません。まず一歩さがって事態を把握します。
時々、こんな想像をしたりはします。もし火のように怒ったらどうなるか?はたしてそんなことがあるか?

 

― インタビューやファンのためのコンテンツを見ると、感謝の気持ちを忘れずいつも表現するんだな、こんな感じもします。

僕が持つものよりはるかに大きい関心と愛をいただいていると感じます。だから発展してもっと良くなる姿を見せなければという責任感が大きいです。

 

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― 一つの作品を完走したのはどんな気分ですか?

うまくやれたというより満足できないところが多いですが、今後行かなければならない道に対する方向性を新たに得ました。
自分のものを探す段階なのでいろんな試みをしてみようとしました。
「場合の数」では台本に書いてあるとおりにだけセリフを吐き出すことをやめるかのように、台本を覚えた後は撮影現場には持っていきませんでした。もう少し自由な気持ちで演じられるんじゃないかと思って。
結果的にこの方法は模範解答ではありませんでした。でも、正しい、間違ってるという問題を離れて、こういう試みが必要だとみました。

 

― MBTIの結果で、創造的で好奇心が多い「才気はつらつな行動家」が出たとか。

とりあえず試してみて経験してみないと気づかないタイプです。ぶつかってこそ痛いと気づくし、暑くなってみないと暑いと気づかない。

 

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― オーディション番組を経てアイドルとしてデビューしましたが、演じることが長年の夢だったと言ったじゃないですか。それを叶えた今、心構えや目標が変わりましたか?

そんなに変わってません。「演じたい」という目標はいまだに有効です。
時々「うまく演じたい」という欲が先立っていると言わなきゃかな、と思う時がありますが、余地もなく結果がよくなかったんです。
とりあえず2021年は「オンソンウは最近演技してるね」という言葉をよく聞きたいです。演じていることを知らない方も多いので。

 

― あるインタビューで「20歳の時から映画館に出る自分の姿を思い描いてきました」と言ったのを見ました。
俳優の顔はスクリーンで観客の視線を繋いで引いていかなければなりませんが、自分の顔が持つ力についてはどう思いますか?

それが僕もとても気になって、監督や制作陣に僕を選んだ理由を聞いてみたりします。

 

― オンソンウのどんな点がいいと言ったんでしょう?

一度は僕の顔にすごくいろんな雰囲気がこもっているという話を聞きました。
ひたすら素朴に見えたりもするし、冷ややかな面もあるし、無表情にしていたら鋭く感じられもすると。
内心嬉しかったです。人々がそういう面を知ってくれることを願ってたんですよ。

 

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― 公開が延期になりすぐに見ることはできませんが、映画デビュー作「人生は美しい」が非常に気になりもしますね。
韓国映画で珍しいミュージカルジャンルながら、オンソンウのステージを一度でも見たなら期待できます。

「生涯全ての瞬間が歌になる」という予告編の字幕のように、僕たちの傍にいつもあって誰かの人生を代弁してくれる名曲が映画にたくさん出てきます。
例えば、イ・ムンセ先輩の「早朝割引」とToyの「熱いさよなら」。僕にとっても、歌が過去のある瞬間を思い出させてくれる重要な媒体になるんですよ。
そんな名曲が一団となる点が、とても気に入りました。

 

― そしてカメラの前で演技と同時に歌、パフォーマンスをやってのける俳優は多くないですよね。直接やってみてどうでしたか?

踊ったので有利な点が確かにありました。
1、2年前だけでも映画で歌を歌いダンスを踊ることになるとは、今までしてきたことがこうして活用されるとは、想像もできませんでしたよ。
この経験も自信になって、後で役立つと思います。

 

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― ミュージカルの舞台にも興味がありますか?

もちろんです。大学のときに演技を専攻しながら少しなりとも演劇、ミュージカルをして、その時に舞台で感じた感情が今も深い記憶として残っています。

 

― オンソンウが生きてきた過程をミュージカルにするなら、どんな歌がまず思い浮かびますか?

そうじゃなくても「人生は美しい」をやりながら、僕の人生を代弁できる歌は何か気になってずっと探して聞きました。
リサン先輩の「別れられない女、離れられない男」もあるし、高校の頃ならヒップホップだけ思い浮かびます。シュガーヒル・ギャンググランドマスター・フラッシュ、ウータン・クラン
一緒に踊っていた友達とヒップホップに夢中になって、勉強ではない勉強をしていたんです。ドキュメンタリーを探して見て資料を漁りながら、ヒップホップの歴史とヒップホップの四大要素について熱のこもった討論を繰り広げましたよ。

 

― ヒップホップの四大要素、覚えてますか?

B-BOY、MC、DJ、グラフィティ!数多くのヒップホップ曲にサンプリングされた「Apache」のビートを聞けば、その時に戻る気分です。「パン、パンパンパン」。そしてエニーバンドを覚えてますか?

 

― すごく久しぶりに聞く名前ですね。

BoAジュンス、タブロ先輩がCMのために結成したプロジェクトグループですが、「TPL」「Promise You」という曲が本当に好きです。僕のサイワールド ミニホムピのBGMだったんです。
ミュージックビデオに建物の屋上でかっこよく歌を歌う場面が出てきます。聞くたびにそんな映画みたいなことが繰り広げられるように楽しかったです。

 

― それがいつだったんですか?

小学校6年生のときです。

 

― どんな子供だったのか気になります。

特に何も考えてなかったと思います。あ、かっこよさというものを知るようになった時期でした。
周りから、ソンウは才能がある、イケメンだ、芸能人にならなきゃ、と言われました。嬉しい声ですが、芸能人にならなきゃという考えはありませんでした。
今考えてみれば、その頃の純粋さ、自由さが記憶に残ってます。
母が僕を信じて、僕のやりたいようにやらせてくれました。何をやっても応援してくれて。僕も母を失望させたくなくて正しく生きなければと決心しましたよ。
僕は仁川教育庁広報大使なんですが、自負心が大きいです。

 

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― 一言が力になる時期ですが、人々にメッセージを伝えてくれませんか?

皆の心が丈夫なら嬉しいです。それでこそ良いことを受け入れて最善の選択ができると思います。実際、そうするのが簡単ではないというのは分かります。
僕もすごくつらくて疲労困憊する時があるんです。だから病気を予防するように心を健康に維持しようと、より気を使うようになったんですよ。

 

― オンソンウ式の処方箋は何ですか?

僕だけの呪文みたいなものですが、人生を一篇の映画だと考えて気を引き締めます。
場面ひとつひとつを集めて一本の映画が完成するように、人生にも起承転結があると思います。今日の選択が未来の伏線になって戻ってくるということですね。
だから、なんだか疲れて揺れ動くことが起きたら、これはやはりより良い結末のための足がかりになれるから頑張ろう、こうしながらマインドコントロール(気持ちを整えること)します。

 

― オンソンウが作っていっている映画のジャンルは何ですか?

ヒューマンドキュメンタリー、コメディ、ドラマ…ホラーを除いては全部あります。クライマックスも多いですよ。
言ってみたら面白くない映画ではないようでよかったです。

 

― 映画でのように、未来の自分に会えたら聞きたいことはありますか?

いえ!何も言わないでくれ、ネタバレしないでって言いますよ。


― なぜですか?

人生のミステリーはいつか解けるものだし、どんなことが起こるか分からないから何でも新しく試せるんですよ。
そして内容が全部分かったら、映画が面白くないじゃないですか。

 

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 ソンウ君がインスタに上げたBカットはこちら

osw-welo.hateblo.jp